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溶射仕様の選定の仕方

溶射仕様の選定の仕方について詳しくご紹介いたします。

オーダーメイドの溶射仕様

オーダーメイドの溶射仕様

溶射仕様の選定は、防食溶射の成功を左右する重大な事項です。
溶射皮膜になった材料は、溶射施工工程(加熱溶融→急冷、ある成分の酸化消耗、酸化など)により、もともとの溶射材料の持つ性質とは異なる性質を持ちます。従って、それを考慮して選定することが必要です。 カンメタエンジニアリング(株)は、お客様からご提供いただいた情報(機器の運転条件、環境条件、腐食因子、腐食状態など)と、カンメタエンジニアリング(株)がこれまでの長い経験と専門知識とを重ね合わせ、溶射仕様を選定いたします。
機器の損傷は実にさまざまな要因が重なり合って起こっており、ひとつとして同じ腐食環境はありません。従って、機器ごとにオーダーメイドの仕様を選定することが必要です。

溶射仕様は一般に以下の手順で進められます。

溶射仕様の手順

STEP1:ヒアリング
損傷機器についての腐食状況、運転条件、腐食因子などの情報をできるだけ詳しくお聞きします。
STEP2:テスト
いただいた情報に基づき、カンメタエンジニアリング(株)が数種類の仕様で溶射供試体を作成し、損傷機器内でスプールテストを行います。
STEP3:試験溶射
数ヶ月〜数年後、溶射供試体を取り出し、カンメタエンジニアリング(株)にて観察を行います。観察の結果に基づいて推奨する仕様を決定し、実機に対して部分的に施工(試験溶射)します。
STEP4:溶射皮膜の点検観察
次の機器開放時に、試験施工した溶射皮膜を点検観察します。点検結果が良好であれば、損傷部分全体に拡大して施工を行います。 その後、機器開放時ごとに溶射皮膜の点検や溶射供試体の観察を行います。
STEP5:スプールテスト
2〜4のような手続きをとっている余裕のない機器については、カンメタエンジニアリング(株)の実績と経験に基づいた推奨仕様で施工を行いますが、その場合でも、数種類の溶射供試体を作成、スプールテストを並行して行います。
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