防食溶射

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主な施工材料と材料選定の目安

自然環境に対する防錆溶射では、亜鉛やアルミニウム、また、それらの合金が多く使用されます

亜鉛

・田園地帯・山間部での自然環境および淡水環境で多く使用されます
・中性〜弱アルカリ性環境(pH=6〜12程度)で使用されます
・優れた犠牲防食性を持っています
・塗装の下地として使用されます

アルミニウム

・海洋性環境・工業的環境および海水環境で多く使用されます
・中性〜弱酸性環境(pH=3.5〜8程度)で使用されます
・淡水でも温度が60℃以上になる場合ではアルミニウムが使用されます
・犠牲防食性はあまりありません

亜鉛アルミニウム合金

・米国の高速道路橋梁で多くの実績があります
・アルミ含有率が15%程度含む合金が良いとされています
・防食の挙動は亜鉛に近く、アルミが入っているので、亜鉛の消耗が抑えられます
・海洋性環境にも使用できます

アルミニウムマグネシウム合金

・ヨーロッパの北海油田(海洋環境)で多くの実績があります
・マグネシウムを5%程度含むものが良いとされています
・アルミニウムよりも犠牲防食性に関して改善されています

JISH8300付属書による推奨仕様

「種々の環境使用目的のために推奨される溶射皮膜の最小皮膜厚さ」(単位;μm)

環境 ENISO
12944-2に従う環境の分類
亜鉛 アルミニウム AlMg5 ZnAl15
未塗装 塗装 未塗装 塗装 未塗装 塗装 未塗装 塗装
塩水 1m2 N.R.a) 100 200 150 250b) 200b) N.R.a) 100
淡水 1m3 200 100 200 150 150 100 150 100
都市地帯 C2及びC3 100 50 150 100 150 100 100 50
工業地帯 C4及びC5-1 N.R.a) 100 200 100 200 100 150 100
大気海洋環境 C5-M 150 100 200 100 250b) 200b) 150 100
乾燥屋内環境 C1 50 50 100 150 150 100 50 50

a)N.R.:推奨できない
b)海上又は海岸で使用する製品に適用。

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