ショットピーニング

ホーム > ショットピーニング > ショットピーニングとは

ショットピーニングとは

ショットピーニングとは無数のショット材を金属表面にたたきつける表面処理法で、表面改質法の一種です。ショットピーニング施工により、金属表面の硬度が増し、一定の深さまで圧縮応力を持った層が形成されます。下の図は、直圧式と呼ばれるピーニング法で、除湿された圧縮空気に球形のショット剤を混入させて、対象物にほぼ直角に吹きつけます。

ショットピーニング

ショットピーニング施工することにより、応力腐食割れ(Stress Corrosion Cracking, SCC)や疲労、腐食疲労、また既に発錆した浅いSCCならこれを止める(Crack Arrest)することも出来ます。
壊れにくいショット材でピーニングした表面は、光沢のある表面で、粘着性物質が付着しにくいという特徴もあります。

どのようなショット材を用いても上のような効果を与えることはある程度可能ですが、オーステナイトステンレス鋼などの合金鋼のSCCや腐食疲労を効果的に防止あるいは軽減するためには、ショット材を選定する必要があります。ショット材は次のような条件を満足することが必要です

  1. 形状が球状で、粒子の大きさが均一であること
  2. 錆の原因となる鉄分を含まないこと
  3. 破壊靭性が高いこと
  4. 適切な密度と大きさをもち、十分な圧縮応力を残留できること

このような条件でショット材を選定していくと、ジルコニアショット材がSCC防止の目的にふさわしいショット材であることが分かりました。

このページの先頭へ