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ショットピーニングに関するFAQ

ショットピーニングに関するよくあるご質問とその回答を下記にまとめております。 下記にない場合はお問い合わせフォームやメールで直接お問い合わせ下さい。 お電話やFAXでも対応致しております。

カンメタエンジニアリング株式会社
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質問事項一覧

回答一覧

Q1.ショットピーニングをすれば、どうしてSCCがとまるのですか?

A1.
ショットピーニングによって、材料の表面層は塑性変形(膨張)します。膨張した表面層は、塑性変形を受けない(膨張しない)基材内部と歪の適合条件を満足するため、圧縮させられます。この力が圧縮残留応力として半永久的に残ります。一方、SCCは、下限界応力以上の引張り応力(作動応力でも、残留応力でも熱応力でもOK)で発生しますが、圧縮応力では発生しませんし成長もしません。ジルコニアショットピーニングによる残留応力は、ピーニング条件にもよりますが、表面下0.8mmにも達します。したがって、もしSCCが発生してしまっても、その深さが浅い場合には、圧縮応力で成長を止めることが出来ます。
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Q2.ピーニングの効果はどのくらい持続するのですか?

A2.
1)のメカニズムで発生した残留応力は、SUS304では870℃以上に加熱しないと消失しません。炭素鋼では600℃程度で低下します。このため静的装置(振動を受けない装置)では、半永久的に存在します。念のために数年後にもう一度ピーニングしておこう・・という考えは、オーバーピーニングになってかえって危険です。ただし、激しい局部腐食や深い孔食を経由して発生するSCCでは、圧縮残留応力層が消失している恐れがあるので、そのときにはピーニング処理が必要になることもあります。また、回転機器(攪翼)などでは、振動によって残留応力が低下すること(振動法と呼ばれる応力除去法に該当)がありますので、ピーニング処理が定期的に必要になることもありますが。経過を明らかにされてご相談ください
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Q3.部分的なピーニング処理をしたとき、ピーニングかけ尻の残留応力はどうなるのですか?
かけ尻とは、ピーニング施工部の周辺部で、ピーニングのカバレッジが100%未満となる部分をいいます。

A3.
パッチあて補修した部分にピーニング処理した経験がありますが、ピーニングをかけていないところからSCCが発生したことはありません。基礎研究でも、かけ尻の残留応力が引張りになることはありません。しかし、ピーニング処理してないところに研削や強度の塑性加工(鏡加工やU字曲げなど)がある場合には、SCCが発生する危険性は排除できません。装置の外面にフックやラダー等が溶接してある場合には、その部分もSCCの発生場所になります。 ピーニング場所を細かく限定すると、そのための養生などに経費がかかるだけでなく、見落とした溶接箇所などからSCCが発生する危険性があります。面積には余裕を持ったピーニング処理をお勧めします。
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Q4.フランジの内周部にSCCが発生しましたが、ピーニング処理できますか?

A4.
この種のSCCは隙間腐食が原因になっている危険性があります。塩化物イオンをはじめ有害アニオンがの濃縮している危険が高く、ピーニング処理はお勧めできません。この部分にはピーニングが掛からないようなマスキングを行っています。
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