ショットピーニング

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カンメタのショットピーニングの特徴

どのようなショット材を用いても、機器の引張応力を軽減させることはある程度可能ですが、効果的にSCCを防止させるためには施工条件を厳しく管理することが必要です。 カンメタのショットピーニングは以下の特徴があります。

1)ステンレスなど高級材料を錆びさせないピーニング

ステンレス機材を錆びさせない

弊社では、機器に応じてショット材を使い分けています。例えば、機器がステンレスの場合は、ジルコニアショットを用いています。ジルコニアショットは鉄分を含まないため、ショット後に錆を生じさせることがなく、またほぼ完全な球体で粒度も揃っているため、仕上がりが非常にきれいです。ショット材による錆や汚れの持ちこみを防ぐため、ショット材は定期的な洗浄と分級をおこなっています。 また、ジルコニアショット材は密度が高いため、機器に適切な圧縮応力を与えることができます。

2)徹底した施工管理

ピーニングは、適当に表面をたたけばよいというものではありません。不適切な条件でピーニングを行うと、思った効果が得られないばかりでなく、損傷を加速してしまうこともあります。適切な大きさの圧縮残留応力を付与するため、アルメンストリップ試験片を用いてアークハイトを測定しながら施工条件を管理しています。また、同一条件で処理したサンプルの圧縮残留応力の深さ方向分布を修正Kelsey法(青山学院大学名誉教授、弊社顧問 竹本幹男先生提案法)で測定しています。残留応力の深さや値についての要望があれば、それを満足するピーニング条件を提案します。また、SUS304鋼では加工誘起マルテンサイトの発生を抑えるピーニング処理も行います。
左下の写真は、焼入れ・焼き戻し処理アルメンストリップA(上)とジルコニアショット材でピーニング処理したストリップ゚です。ジルコニアピーニング処理材では、QT処理よる光輝酸化皮膜が除去され、光沢のある表面が得られています。粒径の異なるショット材の使用、空気圧やショット材混入量を適切に選択することによって、アークハイト(ピーニング強さ)も自由に調整できます。
弊社では、色々なピーニング処理条件によるアークハイト、深さ方向残留応力、加工誘起マルテンサイト量などのデータを50種類以上の組合せについて蓄積しています。右の図は、修正Kelsey法で測定しジルコニアピーニング処理SUS316鋼の残留応力深さ方向分布の一例です。いずれの方向にも同じ大きさ(等ニ軸応力)の圧縮残留応力になっており、深さ0.6mmまで残留させることが出来ます。圧縮残留応力の大きさと深さは、ほぼ自由に制御できます。

徹底した施工管理

3)出張加工できます

機材とピーニング材料をトラックに積んで、プラント機器のある現場まで出張して施工することができます。
もちろん、弊社に持ち込んで頂いても結構です。コスト的には工場持ち込みの方が有利です。

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